等価交換の仕組み

地主が所有している土地を出資して、その土地にデベロッパーが建物を建設(出資)。建物が完成した後に、地主とデベロッパーが、それぞれの出資比率に応じた 割合で土地建物を取得する方式です。
土地と建物を等価値で交換する形になるため、等価交換と言います。
地主は土地を現物出資するだけで事業資金なしに建物を 取得できますので、デベロッパーは土地を先行取得するための資金やリスクを軽減することが可能です。双方にメリットがある仕組みと言えます。
等価交換の仕組み
等価交換の仕組み

等価交換例

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第一号分譲マンション「フィンチリーコート」。
総戸数31戸のデザイナーズマンションで、1LDK22戸を一般分譲。平成19年1月に新築しました。耐震等級2の設計住宅性能評価取得済みです。
所在:横浜市都筑区中川中央1-8-6。
市営地下鉄「センター北」駅徒歩2分。

等価交換のメリット


資金面のメリット
  • 新たな自己資金は不要です。

    土地の権利を出資することによって共同事業に参加します。

  • 節税対策ができます。

    買い替え制度の特例など国の政策に沿った制度を活用します。

  • 床の買い増し(優先分譲)や、換金も可能です。

    権利床以外に優先価格による床の買い増しや、権利床の一部換金も共同事業者の特典です。
    共同相続の未清算もこの機会に精算できます。


事業推進上のメリット
  • ノウハウを利用できます。

    コーディネーターの豊富な経験と専門知識をご利用いただけます。

  • 煩雑な問題から解放されます。

    借家人との交渉、行政折衝、近隣対策など、煩雑な問題から解放されます。

  • 常に責任の所在を明確にします。

    土地の権利調整から、設計、工事、テナント斡旋、建物のお引渡しまで、さまざまな業務に関わる取り決めや、契約などについて、コーディネーターとして常に責任の所在を明確にします。


完成後のメリット
  • 付加価値の高い建物が取得できます。

    共同事業により、小宅地、不整形地を有効活用します。
    まとまった敷地で、付加価値の高い建物を建設します。

  • 安定収入が得られます。

    自己使用以外のマンションや店舗を賃貸することによって安定収入が確保できます。

  • 相続税対策にも有利になります。
  • 地域との縁が続きます。

契約締結までのステップ

step

開発区域の確定

調査

・土地の権利関係 ・敷地に係る建築法令 ・土地やマンションの市場

企画

・事業手法の検討 ・企画図面の作成

条件提示及び話し合い

・基本設計 ・等価交換床面積の算定 ・税金対策 ・権利関係の調整(借地・借家他)

条件の確定

・建築図面の確定 ・建築確認の取得 ・権利床の間取・仕様等の確定 ・仮店舗・仮住居の手当


事業の工程

事業の工程